Sat.

抜き型


8/9日に掲載した財布用の抜き型が上がってきました。
実際に使用するパーツ数は芯材なども入れると23個ですが、
注文した抜き型は16個ですが、使い回しできるものはなるべく使い少しでも型代をおさえます。

パーツ数は作り方によっては半分近くに減らす事も可能ですが、財布を使う時革の床面が見えないように作るとどうしても多くなってしまいます。。

この財布はOEMですが、基本的に型代は別途ご請求させていただいております。
抜き型を使わず全て手切りでの製作も可能ですが時間と手間が大幅にかかってしまい、かえってコストアップになってしまいます。


2016.09.10抜き型




上がってきた抜き型は必ず厚紙を抜いてみて、計測し、確認。
抜き型は手作りなので必ず狂いがあるのです。。
この狂いを認識せず作ると後々調整が大変なので。

2016.09.10抜き型2
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Thu.

ハトメについて


ハトメはそれほど使用する機会は少ないですが、無いと困るパーツの一つです。
このハトメも実はいくつか種類があり、写真左側が革業界で一般的に使用されているNo.300規格の真鍮製。右側が最近新たに仕入れた真鍮製。
一見するとどちらもあまり変わりませんが、実は大きな違いがあります。左ハトメの裏は座金という薄いドーナツ状のもに対して右側のハトメ裏は表同様立体的なドーナツタイプです。


2016.09.01ハトメ3




表面も右ハトメの方がボリュームがあります。。

2016.09.01ハトメ2






仕上がりは左ハトメの裏は平面なのに対して右ハトメの裏はふっくら。
2016.09.01ハトメ





厚みも右側の方があります。

2016.09.01ハトメ4


どちらが良いということではなくあくまでも好みの問題ですね。。

13:33 | 材料・工具 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Thu.

コバの色顔料

今は2種類のメーカーの顔料を使用していますが、最近はこちらを使用する機会が増えてきました。

しっかり下処理をし、適切な行程を経て仕上げれば美し仕上がりになります。

これは業務用500gのMタイプ。
Mはマットの意味でいわゆるつや消しタイプです。
顔料そのもののツヤはあまり好みではないので、マットタイプで仕上げて別の方法でツヤを出します。

ちなみにこの顔料はトコノールと相性が悪く一緒に使うと剥がれやすくなるので注意が必要です。

2016.08.03顔料
11:43 | 材料・工具 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Thu.

コバ塗り用の顔料


最近は海外からとてもハイグレードな革が日本国内にも色々入ってきています。
その中でもわたしがいいなと思う革は発色のきれいなクロムl鞣しの革が多いようです。そうなるとコバの仕上げはやはり発色の良い顔料仕上げにしたくなります。

今回はクロム鞣しのヌバックを使用してベルトを製作するので、コバは顔料仕上げとなり、そのため調合して色を作ります。

顔料の販売先に頼めば希望の色で作ってもらえますが、過去依頼した時に思い通りの色に上がらず、苦い経験をしたので、今では自分で作ることにしています。

基本になる色はレッドとイエローを3:7の割合で作ったものをベースにし、適宜レッドとブラックを少しずつ足しながら調合していきます。
出来上がった色は塗って乾くと若干色味が変わるので確認しながら調合していきます。






今回のヌバックはゴールドとキャメルの中間で気持ち赤味がかったてもきれいな色です。
2016.07.28顔料9





調色に使用する色はピンクっぽいレッドとレモンイエロー、そしてブラックの3色です。
2016.07.28顔料8





レッド3、イエロー7の割合で混ぜたベースにレッド、ブラックを少しずつ添加し、色味が合うまで何度も繰り返します
2016.07.28顔料7




かき混ぜるとマーブル模様に。。
2016.07.28顔料6




更にかき混ぜるとなんかエトロっぽい?
2016.07.28顔料5




色ができたらすぐに使いたいところですが、よーく見ると赤顔料の微粒子が溶けきらずほんの少しですが残っています。
2016.07.28顔料4




こまかなメッシュの付いたじょうごで濾していきます。
2016.07.28顔料3




濾しているところ。
2016.07.28顔料2




これが濾したものです。
とてもなめらかなオリジナル色の顔料ができました。
2016.07.28顔料




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Mon.

糸色合わせ

アルランゴートは質感もさることながら、発色の良さも魅力なのですが、いざ糸を合わせようとするとビニモでは無い色が多く、近い色で妥協するとせっかくの色味が台無しになるので、結局エースクラウンで選ぶことになります。

いまのところエースクラウンで探している色が無かったことはありませんが . . .
2016.07.25糸
12:20 | 材料・工具 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑